ダイハツ工業の完全子会社で自動車部品の設計などを手掛けるダイハツビジネスサポートセンター(兵庫県、岡野博志社長)は1日、沖縄県内に開発拠点を置くと発表した。コンピューターで立体的に製図・設計する3次元CADを扱う技術者を県内から新規採用する予定。来年4月の開業に向け、募集を始めている。

 開発拠点「DBC沖縄開発センター」は、うるま市川崎のいちゅい具志川じんぶん館に開設する。バンパーやライトなど自動車部品のほか、工場に設置する機械部品などを設計する。

 自動車業界は、世界的にも販売競争が激化。新しいモデル車を投入して需要を伸ばしており、自動車部品の設計業務も増えているという。

 国内では設計技術者の採用でも競争が広がっている。県内は工業高校や高等専門学校、大学工学部など工学系の学校があるが、製造業が少ないため、他業種に就職する学生も多い。同社の担当者は「他県に比べて採用での競争が少なく、優秀な人材の確保がやりやすい」と見込む。

 初年度は5~6人を採用する予定。経済情勢を見極めながら、5年間で毎年5~6人を採用する考え。担当者は「沖縄の優秀な人材とともに事業拡大に努めたい」と述べた。