平日は3食作る時間がないので、日曜日に作り置きのきくものをまとめて作ります。ごはんやおかゆは作りたてを冷凍・冷蔵するとレンジにかけたときにちゃんとおいしく戻ります。時間がかかる料理も作っておく。琉球料理ならイリチー(炒め物)やンブシー(煮物)。

体を目覚めさせるために、毎朝のストレッチも欠かさないという松本嘉代子さん=沖縄タイムス社

 食べないことが健康に一番良くない。作り置きしておけば、時間がないときでも、野菜や肉を取れます。あとはそのつどあえ物やサラダなどを加えればいい。

 簡単でだれにでもできる調理法としてチャンプルーをお勧めします。油に溶けやすいビタミンを多く含む青野菜を使うので、効率よく栄養を取れます。

 食べ慣れないものを食べると、体はアレルギーやアトピーという形で反応してくる。沖縄で取れた野菜を沖縄の調理法で食べるというのが理想的です。

 沖縄の平均寿命順位が下がったのと野菜の摂取量が減ったのはイコールかなと思う。野菜をしっかり取る工夫が必要です。

 かつお節を切らしたことはありません。みそ汁にはかなりの量を入れて、だしを取ります。それでも足りないときはごまを入れるとコクが出る。だしをしっかり取ると、塩はほんのひとつまみで済むんです。

 食事で何より大切なのが、おいしく食べるということ。おいしいと感じると、消化液がたくさん出て、いい状態で消化・吸収されるんです。

 いつも食べ物を目の前にしているので、リフレッシュはまったく別の方法。仲間と時々、山に行きます。森林浴をすると、心身ともにリフレッシュできます。ストレス解消になるので、忙しいときほど、サッと抜けていく。帰ると仕事の能率も上がります。心身ともにリフレッシュできる時間をつくるのはとても大事だと思います。

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 まつもと・かよこ 移民先のフィリピンで生まれ、両親の故郷・本部町で育つ。相模女子大短期大学部家政科・国際クッキングスクール師範科卒業。1969年松本料理学院開校。著書に「沖縄の行事料理」、「おきなわの味」(共著)など。