自分に合ったダイエット方法が分かる遺伝子検査をしたんです。ケーキで太りやすいけれどあずきやお餅は大丈夫、脂質の代謝が悪いから肉や油は食べ過ぎないように、という結果が出た。それを参考に、油のいらないウオーターオーブンを使うとか和菓子にするとか、気をつけています。

「祖母のこだわりで、小学5年生まで土が原料の洗髪粉を使っていたから、今も髪の状態がいいのかな」と話す山内カンナさん=那覇市・「YOKANG」

 どんなに徹夜が続いてもあまり疲れを感じないし、風邪もひかない健康体。現在97歳の祖母が作ってくれた食事が、今の健康を支えているんだと思います。

 2世帯住宅だったのですが、中学3年まで祖父母の家で生活していました。祖母は何でも手作り。みそ、しょうゆ、ゆし豆腐、かまぼこ…。うま味調味料が嫌いで、かつおだしにこだわっていた。庭で取れた野菜を使って、カンダバージューシーを作ったり、パパイアとソーキのおつゆ、魚汁も多かったな。肉、魚、野菜のバランスが良かったですね。おやつははったい粉。薬は薬草で、おなかが痛いといったら、庭のイーチョーバー。グアバを煎じたお茶も飲んだな。

 健康はメンタル面もとても大きい気がする。祖母は本当によく笑う人で、小さなことを気にせず前向き。会うたびに、明るい色の服が着たい、私と同じ服が着たいと言います。チャレンジャーですね。

 沖縄の問題はやっぱり肥満じゃないですか。私は洋服を作っているので、おしゃれできなくなるのはいや。だから毎日体重計に乗り、1キロ太ったら戻そうと頑張ります。車社会というのが良くないと思う。私もそうだけど、歩かない。歩くシステムが無さすぎる。県外に出ると感じますね。車だと人に見られることがない。人の目を意識したら、自分の体形やおしゃれを気にするので、メタボも減っていくのではないかな。

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 やまうち・かんな 那覇市出身。フランス留学を経て県内の専門学校で服飾を学ぶ。2000年、紅型を取り入れたファッションブランド「YOKANG」(ヨーカン)設立。香港、中国などにも販路を広げている。