沖縄防衛局の武田博史局長は2日、米軍普天間飛行場の危険性を早期に除去するため、名護市辺野古への移設について「事業期間を少しでも短縮するために全力で取り組みたい」と語った。1日にキャンプ・シュワブ内の陸上部分で建物の解体工事に着手した感想として、定例会見で答えた。

 2007年以降にシュワブ内で行われてきた工事との違いについて、「仮設ヤードとして使用する区域での解体工事で、普天間飛行場代替施設建設事業と直接関係がある。これまでの陸上部分の工事は直接関係はなかった」とし、普天間移設関連の工事と認めた。

 閣議決定した予備費などの使途は、本年度で実施する埋め立て工事の範囲や着手時期、効率的な工程や工法を整理し、必要経費を算出したと説明。一方で具体的な事業は「確定的ではない」と言及を避けた。

 辺野古沖の埋め立てに伴う名護漁協への漁業補償金は、昨年度の規定経費と本年度の予算から支出したと明らかにした。