観光閑散期の観光客誘致などを目的とした県の沖縄感動体験プログラム第1回実証委員会(委員長・下地芳郎琉球大学教授)が4日、県庁で開かれた。オフシーズンの観光客誘致や観光客の滞在日数、1人当たりの消費額を増やし、観光産業の雇用安定と地域経済の活性化が狙い。県や同事業に関わる13旅行社の職員らが出席し、事業の課題や改善策を探った。

沖縄観光の課題などを話し合う委員ら=4日、県庁

 本年度は、漁船で夜の海に出航し海洋生物と触れ合う「海人ナイトサファリ」や、「本格三線(さんしん)作り体験」など10モデル事業を展開する。

 副委員長の平田大一県文化振興会理事長は文化、スポーツ、観光、ものづくりなど県庁内で部署を横断した連携の必要性を指摘。琉球ゴールデンキングス取締役で委員の安永淳一氏は「観光業以外の県民にも、観光が沖縄にもたらす効果を伝える必要がある」とし、「観光客だけでなく県民も楽しめるプログラムを作り、県民が魅力を発信することも重要だ」と強調した。