大型で非常に強い台風8号の影響に伴い、宮古島市は、同市全域となる約5万5千人に避難勧告を出した。沖縄気象台は、暴風や高波に最大級の警戒を呼び掛けている。

 台風8号は、勢力を強めながら宮古島地方に接近し、8日午前9時には宮古島の南東海上にあり、最大瞬間風速75メートルの猛烈な台風となる。暴風域は9日ごろまで続く見込み。

 気象庁は、宮古島地方に台風では全国初となる暴風・波浪特別警報を発表、今後、大雨と高潮の特別警報が出る恐れもある。

 宮古島地方は、1時間に80ミリ、8日の24時間で300ミリの猛烈な雨が降ることが予想されている。土砂災害の危険性が高まり、低い土地での浸水や河川の氾濫の恐れがある。

 中心付近の最大風速は55メートル。最大瞬間風速60メートル以上では、過去の台風災害から、車両の横転や破損、電柱の倒壊、建物の損壊、長時間の停電などの被害が発生している。

 海岸付近では、2メートルを越える潮位が予想され、高潮による浸水や冠水に厳重な警戒が必要。

 沖縄気象台は、(1)不要不急な外出を控えること(2)地元市村の避難情報に従い、猛烈な風が吹く前に避難を完了すること(3)避難を完了した後も気象情報に注意―などを呼び掛けている。

 宮古島市の避難所は次の通り。市役所平良庁舎、城辺庁舎、上野庁舎、伊良部庁舎、下地公民館。【沖縄タイムス+プラス】