消費増税後の売り上げ減の影響から1カ月ほどで回復した沖縄県内小売り各社では、中元商品の販売が本格化している。高級感ある商品や産地直送の県産フルーツなどを売りに、前年度より売り上げ目標を高めに設定して夏のギフト商戦を展開する。

ビールやマンゴーなどが並ぶお中元コーナーで、商品を選ぶ客=7日午後5時すぎ、サンエー那覇メインプレイス

 イオン琉球は7月から各店で夏ギフトの特設コーナーを設置。前年とほぼ同じ約600品目を用意。産地直送のマンゴーやパイナップルなどのフルーツギフトの人気が高く、7日まで実施した早期割引の申し込みは、前年比30%増と好調だった。今期は全体で前期比5%増を目指している。

 サンエーはアグーや黒毛和牛、マンゴーなど県産品を中心に高級感をアピールする「プレミアムギフト」を展開。6月中旬からギフトコーナーを設置し、顧客の出足は前年を上回るペースという。同社は「ニーズにマッチした商品を見極め、前年以上の売り上げを確保したい」としている。

 沖縄三越は「ことしの旧盆は例年より時期が早いため、予測が立てづらい」とし、顧客に早期受注を呼び掛け、需要を取り込みたい考えだ。  リウボウは、昨年より約2週間早くギフトセンターを開設、センターでの売り上げ目標を前年比10%増の1億4200万円に設定した。少しずつさまざまな味が楽しめるオリジナルの詰め合わせギフトなどを用意。例年、中元商品の客単価、売上高はほぼ横ばいの状態が続いているが、店舗改装に伴う集客増をギフト需要にもつなげ、目標達成を目指す。