沖縄県内離島や本島のスーパーでは食料や懐中電灯を買い込む人でごった返し、店員らは対応に追われた。

台風の影響でパンが売り切れて考え込む女性=7日午後、伊是名村のスーパー(末吉雅枝通信員撮影)

 座間味村の105ストアでは早朝から食料品を買い求める島民であふれた。6日は日曜のため本島からパンや卵、牛乳の入荷がなく、7日も早朝から船が欠航。5日入荷分は台風の接近が分かった6日の夜間に早々と売り切れた。

 店員の上地哲彦さん(48)は「在庫は少ないが、閉店の午後11時ぎりぎりまで営業したい」と話した。

 伊是名村のJAスーパーでは、7日朝の開店と同時に多くの客が訪れ、2、3日分の食糧を買いだめ。パンや牛乳は一気になくなり、午後までには陳列台が空になった。

 東江直也店長は「今のところ肉や魚は大丈夫だが、野菜や日配食品は品薄。閉店までにはなくなりそう」と説明。急いで店に駆け付けた50代の女性は「もうほとんど売り切れ。離島は本当に困る」とつぶやいた。

 那覇市金城のイオン那覇店では午後5時ごろからレジに長い列ができた。主婦や仕事帰りの会社員、足止めされた観光客らが非常食を大量に購入する姿も見られた。