台風8号は、発生時の中心気圧は998ヘクトパスカルだったが、8日朝には宮古島の南東で、910ヘクトパスカルまで下がる見込みだ。沖縄気象台によると、海面水温の上昇が原因だという。

 台風8号が発生した4日以降、フィリピンの東から沖縄の南海上にかけて、海面水温が平年より1~2度高い30~31度となった。沖縄に向かう進路上で、暖かい水面から絶えず水蒸気が供給され、発達したとみられている。気象台によると「海面水温が30度を超えるのは、7月上旬としては高い値」という。

 2003年9月、宮古島で電柱や街路樹をなぎ倒し猛威を振るった台風14号も、同じく宮古島の南東で猛烈な台風へと変わり、最大瞬間風速74・1メートルを記録した。気象台は「8号も、14号に匹敵する強さになる可能性がある」とみている。