大型で非常に強い台風8号の影響で、風にあおられての転倒やドアに指を挟むなどし、少なくとも32人が重軽傷を負った。消防などによると、南城市や北谷町、浦添市では骨折や指の切断などの重傷者もいるが、いずれも命に別条はないという。

 南城市大里では40代男性が強風にあおられて転倒し、手首を骨折。北谷町宮城でも、女性(82)が自宅のドアに右腕を挟み、上腕を折った。

 浦添市牧港の会社事務所では、警備員の男性(38)が左手の指をドアに挟まれ、指1本を切断、1本を骨折した。沖縄市比屋根では男性(73)がドアに手を挟み、左手の中指を切断した。

 恩納村冨着ではホテル従業員の女性(55)が作業中、風にあおられて転倒。頭を打ち、一時意識不明となり、病院に搬送された。現在は意識を取り戻している。

 うるま市石川では男性(44)が、アパートのベランダに落ちてきた避難はしごを収納しようとしてふたに手を挟まれ、幅4センチ、深さ1センチの切り傷を負って病院に搬送された。

 このほか、南城市大里稲嶺では、走行中の車両に倒れた木が直撃する事故が発生。男性運転手が負傷した。那覇市泉崎では、台風対策で屋外作業中だった女性(83)が脚立から転落し、頭部にけがを負った。

 八重瀬町では、町小城で屋根の修理をしていた男性(70)が落ちて腰を打撲した。