【沖縄】沖縄県国際交流・人材育成財団の留学事業で県を訪れている世界各地の県系3世らが3日、沖縄市松本の沖縄文化健康センターペアーレ沖縄・タピックで、県内の高齢者らと交流した。

ペルーの県人会の様子を話す留学生(右)=沖縄市松本・沖縄文化健康センターペアーレ沖縄・タピック

 沖縄と世界の懸け橋になる人材を育てようと、世界各地の県人会が推薦した若者を受け入れる「ウチナーンチュ子弟留学生受入事業」の一環。日本語や沖縄文化を学ぶコースと、紅型や三線制作の技術を学ぶ伝統芸能習得コースがあり、5カ国から大学生など9人が訪れている。4月から来年3月まで、県内の大学や美術工房で研修する。

 交流したのは、カルチャースクール「ペアーレ楽園・幸寿大学校」で学ぶ高齢者44人。留学生らが手作りして持参した自国の伝統料理を振る舞い、各国の県系人の様子を報告するなど会話を楽しんだ。

 ボリビア・サンタクルス州の県系3世・大田愛菜さん(26)は「ボリビアの高齢者も元気だが、沖縄の方たちの元気さに驚いた。この留学で紅型作りの技術を学んで、ボリビアで制作体験ができる場所をつくりたい」と夢を語った。

 幸寿大学校の松田盛康さん(92)は「世界で頑張っているウチナーンチュの若者と交流できて楽しかった。言葉が通じない時もあったが、心は通じ合ったと思う」と笑顔だった。