粟国中学校の生徒たちが地元の素材を生かして開発したご当地アイスが3日から沖縄県内のスーパーコープおきなわなどの店頭で一般販売が始まった。「粟国の魅力をもっと広めたい」との思いで全校生徒14人が一丸になって、粟国特産の「粟国の塩」と「もちきびかりんとう黒糖味」を使った商品を開発、販売方法まで考えた。昨年の試験販売は好評を得て、2500個を完売。顧客からの要望もあり、一般販売につながった。

粟国中の生徒が商品開発した「コクうまっ!AAアイス」

試験販売は生徒たちも店頭に立ち、顧客の反応を学んだ=2013年10月、那覇市・コープおきなわあっぷるタウン

粟国中の生徒が商品開発した「コクうまっ!AAアイス」 試験販売は生徒たちも店頭に立ち、顧客の反応を学んだ=2013年10月、那覇市・コープおきなわあっぷるタウン

 昨年度のキャリア教育の一環でマーケティングを学習した生徒たちが商品開発や販売計画、売価設定、販売方法を学び、粟国村にちなんだ商品を考えた。

 商品名は「コクうまっ!AAアイス」。島全体をPRするという意味の「ALL aguni」の頭文字を取り入れた。粟国の塩が甘さを引き立てるため、アイス本来の風味を味わうことができ、かりんとうの食感も楽しめる。

 商品は県産アイスを販売するスノーラグーンを経営するZenエンタープライズ(本社・浦添市)が製造。昨年10月のコープおきなわ3店舗での試験販売は、わずか3時間で千個を完売。同11月の離島フェアは、用意した1500個を3日間で売り上げた。

 価格は130ミリリットル入りで250円(税別)。コープおきなわ全8店舗と、スノーラグーンの直営店「Ice Cafe -18℃浦添本店」で販売している。

 粟国村観光協会が運営する同村の喫茶まはなでは、業務用の4リットル入りを4350円(税込み)で、シングルカップは150円(同)で販売。売り上げの一部は、村の子供たちの教育活動に活用する。