県薬務疾病対策課が医療機関23施設の報告をまとめた第5週(6月29日~7月5日)の熱中症発生者数が125人に上ることが10日、分かった。比較可能な統計を取り始めた2007年から週ごとの発生者数は最多。

 屋外で就労中に発生した人が48人と最も多く、このうち1人はめまいや吐き気、けいれんなどの症状があり5日間入院した。県は梅雨明け後に発生数が急増していることから注意を呼び掛けている。

 県によると、ことし第5週までの累計は265人。6~9月の予防期間中の合計で最も多かった昨年同期の134人の2倍近くに増えている。

 県の担当者は週ごとの発生数が8年間で最多となったことについて「データを比較したわけではないが、気温が高かったことが原因ではないか」とみている。

 発生要因別にみると、屋外就労に次いで多かったのが屋外での運動で21人だった。年齢別では30代が最も多い24人。10代が22人、70代以上が18人、50代が16人、20代と60代が15人、40代が14人と幅広い年齢層で発生した。

 発生場所では、自宅でも11人と多く、内訳は70代以上の高齢者が6人と最多。一方で、40代が2人、20代と50代、60代も各1人いた。