10日午前11時20分ごろ、宮古島市平良の砂山ビーチで、観光客の男性3人が遊泳中に溺れ、2人が搬送先の病院で死亡した。もう1人の男性(49)は意識があり、命に別条はないという。この日は台風8号の影響でしけが続き、県全域に波浪注意報が出ていた。

 宮古島署などによると、3人は友人同士で、海に入って間もなく沖合約20メートルで溺れたとみられる。一緒にいた男性の妻が助けを求め、遊泳客らが2人を岸に引き揚げたが、すでに心肺停止状態だった。もう1人は岩場にしがみつき救助された。

 救助の様子を見守っていた40代男性は、女性が「溺れているから助けて!」と叫び、騒然となったと振り返り「今日は引き潮が強く、自分が泳いだ時も体ごと持っていかれそうだった」と顔をこわばらせた。

 同ビーチは市街地から近く、観光客に人気のスポット。この日も午前中から多くの遊泳客が訪れていた。