【森田さくら通信員】北京国際旅遊博覧会2014と2014北京国際輸入食品博覧会が6月末から7月はじめにかけて北京で相次いで開かれた。両博覧会に沖縄のブースも出展、大勢の人が関心を示すなど特有の食と観光で沖縄の知名度も上がっている。

泡盛やノニジュースなど沖縄特有の食で魅了した=北京西城区

Be.Okinawaのロゴを前面に出し、大勢の人気を集めた沖縄観光コンベンションビューローのブース=北京市内

泡盛やノニジュースなど沖縄特有の食で魅了した=北京西城区 Be.Okinawaのロゴを前面に出し、大勢の人気を集めた沖縄観光コンベンションビューローのブース=北京市内

■健康・長寿の島認知 北京国際輸入食品博覧会

 4日から3日間、北京西城区の北京展覧館で開かれた食品博は、中国国際商工会議所などの主催。ヨーロッパや南米のワイン、韓国、タイの食品など世界各地のブースがにぎわう中、日本のジェトロが開設したジャパンブースの一角で、沖縄の物産も展示された。

 出展したのは北京を拠点にする江戸国際貿易有限公司。泡盛とノニジュースの展示、商品説明に当たった長嶺佳治社長は「観客に接する中で沖縄の知名度が上がってきており、健康、長寿の島だというイメージが認知されてきているのを感じる。それを商品販売に結びつけられれば」と意欲を語った。

 北京のような大都市では、市民の趣味、嗜好(しこう)が多様化しており、普通のスーパーやコンビニでも気軽に輸入食品が買えるようになった。全体的な物価の上昇で、国内産との価格差が気にならなくなっている状況もある。その中で、新しいもの、おいしいもの、なにより健康にいいものへのニーズは大きい。

■個人旅行客の増実感 北京国際旅遊博覧会

 北京国際旅遊博覧会2014は6月27日から3日間、北京市内の中国国家会議中心で開かれた。北京で毎年開かれているもので、世界80の国と地域が参加する大規模な旅行展示会だ。

 沖縄から昨年に引き続き沖縄観光コンベンションビューローが単独でブースを出し、沖縄ツーリストや漫遊沖縄、メルキュールホテル沖縄那覇が参加した。

 沖縄ブースは世界各地で展開するBe.Okinawaのブランドロゴと、中国でブームとなっている海洋リゾート旅行のイメージを前面に打ち出したデザイン。隣接する日本ブースと全く異なる雰囲気で会場の観客の目を引いていた。

 「日本エリアに注目する観客が昨年に比べて断然多いと感じている。まさに訪日客の増加と同じような市場の動きを感じる」と語るのは昨年も参加したメルキュールホテル沖縄那覇の志慶真幸代さん。

 ブースを訪れる客から聞こえる声も「先週沖縄に行ってきたばかり、今日はウエディングの情報を知りたい」といった質問や、「中部で食事をするならどんな店がよいか」などといったより具体的なものが目立ち、個人旅行客の増加を実感させた。

 また、ブース前のカウンターでは中国版ツイッター、Facebookであるウェイボー、ウェイシンを活用し、沖縄ブースの写真をアップするとミニプレゼントがもらえると呼び掛けられると、人だかりができるほどの好評ぶりだった。