引き分け再試合が濃厚かと思われた延長十五回裏。浦添商1死満塁の絶好機、宮良高雅監督は6番伊禮航輝を「ヒーローになれ」と言って打席に送り出した。 2球目、サインは「スクイズ」。「打球を殺すことだけを考えた」と、外のボール球を一塁手の前へ絶妙に転がした。3時間42分の熱闘にけりをつける決勝スクイズ。