沖縄県が進める文化発信交流拠点整備事業の基本計画がこのほどまとまった。浦添市の国立劇場おきなわ周辺を「おきなわ文化芸術・結の都(仮称)」として整備し、「県立芸能シアター」(仮称)も建設する。2017年度末の使用開始を目指す。

県立芸能シアター配置案

 建設地は国立劇場おきなわに隣接する「組踊公園」のA案と、浦添市産業振興センター北側のB案があり、A案が有力視されている。9月にも決定する見通しだ。2階建てで、複数のスタジオや舞台道具の保管スペースなどを備える。スタジオは稽古のほか小規模な公演にも利用でき、24時間稼働も検討する。事業計画の検討などを行う14年度の事業費は約1200万円。

 県立劇場の早期再建を求める署名を知事に提出した県芸能関連協議会の下山久事務局長は「県立芸能シアター」設置が盛り込まれ、県立劇場建設も将来的に展望されている点を評価した。