本島在住の竹富島出身者らが、島の言葉に触れ、交流する「第6回テードゥンムニ(竹富言葉)に親しむ集い」が13日、那覇市の教育福祉会館で開かれた。

竹富島種取祭の狂言の「飾ん口」を口ずさみ、学ぶ参加者=那覇市古島、教育福祉会館

 同町に伝わる国の重要無形民俗文化財「種取祭」の狂言(キョンギン)の「飾ん口(カザングチ)」(唱え)を歌い学習。参加者は「島を思い出した」など古里に思いをはせた。

 沖縄竹富郷友会(大山基会長)と全国竹富島文化協会沖縄支部(細原正文支部長)が主催した。

 島出身の沖縄国際大学の狩俣恵一教授が講師を務め解説。「鍛冶工(カザグ)狂言」の「飾ん口」では、「うーしち くーしち」(大鎚・小鎚の神)、「うーはさん くーはさん」(大はさみ・小はさみの神)などと並べることで「昔の人が道具を大事にしていたことが分かる」と指摘した。

 「種子蒔(タニマイ)狂言」では、まく種の特徴を挙げ、島の人が種や農作業に愛情を注いだと説明。「飾ん口」を知ることで「昔の人の気持ちが、私たちに伝わってくる」と述べた。

 那覇市松川から参加した島出身の古見節子さん(82)は「久しぶりに竹富の言葉に触れた。これからも続けてほしい」と話していた。