沖縄県出身のピアニスト高良仁美のリサイタルが21日午後3時から、沖縄市民小劇場あしびなーである。映画「ゴジラ」の音楽などで知られる作曲家・伊福部昭の生誕100年を記念したもので「SF交響ファンタジー第1番(ピアノ独奏版)」、「日本狂詩曲」などを演奏する。高良の演奏によるCD「伊福部昭ピアノ作品集」も発売予定だ。

伊福部昭の生誕100年を記念したピアノリサイタルを開く高良仁美

 「SF交響ファンタジー第1番」は「ゴジラ」のテーマで始まる作品。「日本狂詩曲」は1935年にパリのチェレプニン作曲コンクールで1位となり、伊福部の国際的デビュー作といわれる。

 伊福部の誕生日である5月31日に故郷の北海道釧路市で開催された記念コンサートに出演し、11日に東京でも記念リサイタルを開催した高良は「それぞれの作品から伊福部の持ついろいろな魅力を感じてほしい」と話している。

 伊福部昭は1914年生まれ、2006年死去。独学で作曲を始め、戦後は東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)で芥川也寸志や黛俊郎らを育てた。「ゴジラ」「ビルマの竪琴」などの映画音楽を作曲した。東京音楽大学の学長を長く務め、03年には文化功労者にも選ばれた。

 リサイタルの入場料は一般前売り2500円。問い合わせは島ピアノセンター、電話098(933)5932。