【平安名純代・米国特約記者】ヘーゲル米国防長官は10日、フロリダ州のエグリン空軍基地を訪問し、6月末に同基地で発生したステルス戦闘機F35のエンジン出火事故の原因をめぐる追加調査を継続する方針を表明した。全機の飛行停止も継続する。

 同機は、米国以外での初披露となる11日以降の英国の二つの航空ショーへの参加が注目を集めていた。ヘーゲル長官は、「飛行しても安全だと確信できるまで飛ばさない」と述べたものの、航空ショー参加に関する判断は表明しなかった。一方で英BBCニュースは、「見送りが決定した」と報じている。

 米国防総省筋によると、ヘーゲル長官は「エンジンをめぐり予想以上の深刻な原因が考えられる」との初期調査結果の報告を受け、調査と飛行停止の継続を決めた。