【名護】「北限のジュゴン調査チーム・ザン」が14日、新基地建設に伴う埋め立てが予定されている名護市辺野古沿岸の海でジュゴンの食み跡を調査し、新たに8本を見つけた。

新たに見つかったジュゴンの食み跡=14日、名護市辺野古沿岸(北限のジュゴン調査チーム・ザン提供)

 食み跡が見つかったのは美謝川の河口付近から約50メートルの水深2~3メートルの場所。5月と6月にも食み跡が確認された場所で、日本自然保護協会の安部真理子さんは「ジュゴンがエサ場として恒常的に使っている」とみている。チーム・ザンの鈴木雅子代表は「新しい食み跡なので、台風8号の後も来ているのではないか」と話した。

 同日、臨時制限区域の境界線近くに位置する長島の鍾乳洞にあるサンゴのかけらが付着した鍾乳石も確認した。安部さんは「学術的な価値があるので調査する時間が必要」と指摘した。