「20世紀フランス絵画展 山形美術館服部コレクション」が15日、那覇市の県立博物館・美術館で開幕した。ルオーやピカソ、キスリングら20世紀を代表する巨匠や戦後フランス画壇で活躍した作家計58人の60点を展示。文化の杜共同企業体と同館の主催、沖縄タイムス社の特別協力で8月31日まで開かれる。

20世紀の美術史を代表する巨匠たちの作品を鑑賞する来場者=15日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館

 開会式で同館の安里進館長は「近現代の日本や沖縄の美術は20世紀ヨーロッパの影響を受けている。展示会を観覧した後、沖縄の美術を見ると、さまざまな発見があるかもしれない」とあいさつ。絵画を所有する山形新聞社の寒河江努・広告局事業部長は「(30年前に)山形美術館の開館20周年を記念してフランスの主立った画家や画商を訪ねて集めた作品。沖縄の方々に見てもらえて喜んでいる」と述べた。

 那覇市内のホテルであるショー出演のため来沖したフランスのベルエポック舞踊団のメンバーも来館。振付家のエブリンヌ・レマゼイユさん(66)は「あれも、これも印象的。20世紀の作品をまとめて見られるので楽しい」と古里で生まれた絵画に見とれていた。