県産マンゴーの消費・需要拡大を図る販促イベントがマンゴーの日の15日、豊見城市豊崎のJAおきなわ食菜館「菜々色畑」の特設会場であった。生産者団体や同市・県など行政の代表らが今期の順調な仕上がり状況などをアピール、出荷最盛期のマンゴーの販売拡大に期待を込めた。店内にはギフト用の化粧箱が山積みされ、大勢の買い物客で長蛇の列ができ、試食マンゴーの甘い香りが漂った。

マンゴーの特売コーナーに詰め掛ける買い物客=15日午前、豊見城市豊崎の菜々色畑

 マンゴーの日は2000年、出荷最盛期に合わせて7月15日と制定。イベントは県農林水産物販促協議会(会長・砂川博紀JAおきなわ理事長)が主催している。

 砂川会長は「今期は天候に恵まれ品質・甘さは最高の仕上がり。県産マンゴーを消費者に責任を持って届ける」と決意。生産者代表の赤嶺智英JAおきなわ果樹協議会長は「台風8号で一部落果があったが、被害は最小限だ。作柄自体は大玉で品質も良い」と訴えた。

 今期(14年産)の生産見込み量は1千647トン。08~12年産の平均値(1千522トン)を上回ると予測している。

 県の拠点産地第1号で09年5月に「マンゴーの里」宣言をした宜保晴毅豊見城市長は「豊見城のマンゴーは県内外の消費者から高い評価を受けている」とアピール。県農林水産部の山城毅部長は「県民一人一人が親善大使として県産マンゴーのおいしさを広めてほしい」と呼び掛けた。

 里帰り中の会社員の女性(32)は1・5キロ(5玉入り)を4箱購入し、宅配便で県外の親戚らに送った。「沖縄のマンゴーは大変喜ばれる。本土では主に加工されたプリンなどしか食べる機会がないので」と話した。