【石垣】「ナミイおばぁ」こと93歳の現役歌手、新城浪さんが9日、石垣市新川の介護老人保健施設「聖紫花の杜」で慰問コンサートを開いた。

浪さん(右)やケセラン・ぱさらんの演奏に即興で踊りだす職員=市新川、聖紫花の杜

 一緒にライブ活動を続ける大阪府のバンド「ケセラン・ぱさらん」と約50人の通所者を前に演奏を始めた浪さん。「風邪をひいて声が出ない」と断りを入れたが、高音のしっかりした歌声で「マヤーユンタ」「ラッパ節」「安里屋ユンタ」などを披露した。

 ケセラン・ぱさらんはチンドンやアコーディオン演奏、関西弁の軽快なトークで盛り上げ、施設職員は浪さんの力のこもった歌声に即興の踊りで応え、会場は笑いと拍手にあふれた。

 通所者の前盛チヨさん(87)は「懐かしい歌が聞けて素晴らしい体験だった。浪さんの歌声で元気をもらえた」と満足そうな笑顔を浮かべた。