県が15日までにまとめた台風8号の農水産、施設などへの被害総額(速報第5報)が30億8196万円になった。山城毅県農林水産部長が16日の県議会経済労働委員会で報告した。14日の第4報以降、野菜などのハウスや本島北部の林道の土砂崩れの被害が加わった。

台風8号の農水産物、施設などへの被害状況について答弁する山城毅県農林水産部長(左から2人目)ら=16日、県議会

 山城部長は、出荷最盛期のマンゴーは最小限の被害だったと説明し、「二重カーテンによる防風対策をしたハウスは未整備と比べて明らかに被害が少なかった」と報告した。

 一方、宮古島産マンゴーの輸送手段が滞り積み残しの一部を自衛隊機で輸送した問題で、山城部長は「(輸送手段のめどが立たず)ぎりぎりの中で自衛隊機を飛ばすことになった」と弁明。宮古島市の下地敏彦市長が「市との事前調整はなかった」としていることについては「連絡したが市長は帰宅した後だった。翌朝、直接市長に連絡して伝えた」とした上で、「連絡しなくていいという話ではない」と陳謝した。