仲井真弘多知事は18日夜、那覇市内のホテルで開かれた約40社の経済界有志との会合で、11月知事選について「支援をいただけるならチャレンジしようと強く思う」と述べ、3選出馬を事実上表明した。関係者によると仲井真知事は自民党県連が26日に予定する出馬要請を受諾し、8月初旬をめどに記者会見し正式に出馬を表明する見通し。

 仲井真知事は会合の冒頭で「いろいろ考えたが皆さんと一緒にチャレンジさせてもらい、産業振興の道筋を付け、基地問題を前進させたい。ご賢察の上、力を貸していただけるならいい結果が出せると思う」と出馬へ強い意欲を示した。

 会合には県内建設業大手国場組の國場幸一社長など企業約40社の代表らが出席。「県民の幸せのため引き続き知事を務めてほしい」「強い信念を持っている知事と一緒にがんばりたい」などと3選を望み、全員の総意で出馬を要請した。

 仲井真知事は会合後、記者団に対し、正式な出馬表明ではないとする一方で、「だんだん元気が出てきた。(出馬が)相当固まった感じだ」と述べた。

 知事は18日午前の定例会見でも出馬について「だんだん煮詰まって高まっている」「しきい値の天井まで来ている気がする」と発言し、「応援してくれる人ともう一度挑戦したいという本人の気持ちがぴたっと合えば動きだす」と述べた。過去2度の選挙を支えた自民、公明の両党については「3期目も当然期待はするが、『応援しないよ』と言われた時にどうするかは、その時で考えるしかない」と答えた。