【石垣】電灯潜り漁でサメに魚を横取りされるのを防ごうと、八重山漁協電灯潜り研究会(伊礼吉則会長)は11日、年に1度のサメ駆除を実施し、36匹を水揚げした。

大きなサメに見入る市民ら=石垣市新栄町・八重山漁協

 12隻の船が漁をする海域にはえ縄を仕掛けたところ、イタチザメを中心にオオメジロザメやオオテンジクザメ、レモンザメがかかっていた。

 夜に行う電灯潜り漁はとった魚を袋に入れ、長いヒモで腰に結ぶが、これがサメに狙われるという。なかでも危険なのは船上から圧縮空気を送る機械を使った「フーカー」と呼ばれる漁で、潜水中に空気を送るホースが食いちぎられると命に関わる大事故につながる。

 漁協のセリ市場にはサメを見ようと市民らが駆けつけ、水揚げや解体作業に見入っていた。(奥沢秀一通信員)