【久高泰子通信員】今年15年の節目を迎えた欧州最大の日本イベント、ジャパンエキスポは会期を通常より1日延長し7月2日~6日の間、パリ東郊外のビルパント会場で開催された。沖縄観光コンベンションビューローは今回で3度目の出展。去年に引き続き、ブースで沖縄ポップスユニット「サンサナー」のライブで注目を集め、沖縄をアピールした。

沖縄の食品ブースが注目を集めたジャパンエキスポ=ビルパント会場

 沖縄ブースを設営した「ユーロジャパンクロッシング」社は「モグモグ」というブースを構え、沖縄ナンポー通商社の種々の紅イモタルトとちんすこう菓子、イトサン会社の乾燥モズクを販売。冷たいモズクスープやおいしい紅イモタルト、ちんすこうは大変受け、沖縄食品ブースには人が群がり、にぎわった。

 5月に仏国無料新聞「メトロ」に掲載されたジョルダン・プイユ氏の「地球で最も健康な島、沖縄へヨーコソ。」と言う記事を掲げ、モズクなどの沖縄食品が健康に良いと言う鈴木信博士の説を紹介し、おいしくて、健康に良いと言う沖縄食品を注目させた。

 また、6月末に那覇国際通りに開店した沖縄カルチャー発信拠点『OKiNAWA KAWAii!!』ステーションも出展し、シーサーのキャラクター等を披露し、若者たちの人気を集めていた。他にアニメのグッズやDVDを販売する「ASOBI RIGHTS」ブースでは沖縄のシーサーが主人公のアニメ等を流し、これも評判の様子。

 同エキスポでの日本文化紹介企画「ワビサビ」展に参加した東京在住の我孫子恵美(めぐみ)さんが文化ステージで、三線と電子オルガンの共演で「わらび神」や「安里屋ユンタ」などを歌った。沖縄文化の人気を利用し、個々の才能や物産を宣伝する現象が日本やここフランスで流行りつつあり、「沖縄」がブランド化し、知名度が高まりつつあることを裏付けている。