【石垣】石垣市大浜の豊年祭が13日、大浜公民館前の崎原道路で開かれ、旗頭や伝統舞踊などの奉納行事を一目見ようと多くの人でにぎわった。

声を合わせ、綱を力いっぱいひく大浜住民ら=石垣市大浜

 カースンヤーの浜では、神司が海のかなたからもたらされる幸を手で招き入れ、公民館へ移動。五穀が乗った無人の船が大浜に流れ着いたという意味の「アガリ節」を歌い、「上の村」と「下の村」が旗頭をたかだかと掲げ、31演目の奉納行進が始まった。

 伝統舞踊以外にも小中学生や事業所が思い思いのダンスで行進。日が暮れるとたいまつがたかれ、幻想的な雰囲気の中、2人の若武者の演舞「ツナヌミン」で迫力ある演武が披露された。最後は参加者全員で綱引きに入り、今年は近年にない1分59秒の最速の決着で「上の村」が2連覇。参加者は家族の無病息災を祈り、綱を持ち帰っていた。