【糸満】第48回全日本嘱託警察犬競技大会(主催・日本警察犬協会)で、糸満市のシェパード犬「マックス」が臭気選別の部で全国2位に輝いた。飼い主で指導手の山内昌靖さん(64)は「優勝できるチャンスがあっただけに悔しい。マックスの意欲と体力が続く限りは、日本一を目指したい」と話している。

全日本嘱託警察犬競技大会で全国2位になったマックスと、指導手の山内昌靖さん=8日、糸満市のシオン・警察犬訓練所

 マックスは10歳で、人間でいえば70歳ほどの雌犬。大会では犬に臭いをかがせた後、10メートル先の選別台に置かれた五つの布から同じ臭気の物を探す。1回戦と2回戦で計7問連続正解した4頭で、上位を競った。

 競技では、あえて同じ臭いの布を入れない場合もあり、指導手が香りをしっかり記憶させたかの技術も問われる。山内さんは、「浮き浮きした性格」というマックスの背中をなでて落ち着かせ、本番に臨んだ。

 大会は5、6の両日、長野県で開かれ、足跡追及を含む2部門に県内の3頭など計120頭が出場した。嘱託警察犬は、警察の要請で捜査活動に協力する民間人が飼育する犬。