終盤の追い上げで黒星を免れた琉球。それでも低迷した前半戦からの巻き返しを誓っていた薩川了洋監督は「アウェーで勝ち点1を取るという最低限のことはできたが、決して合格点が出せる内容ではなかった」と厳しい評価だった。

FC琉球-福島ユナイテッドFC 後半8分、シュートを決め、ガッツポーズする琉球の藤澤典隆(中央)=会津総合運動公園あいづ陸上競技場(福島民報社提供)

 序盤から福島にペースを握られ、先制点を許した。MF藤澤典隆は「試合の入りが悪かった」と反省。だが相手が退場者を出し、数的優位に立った後半8分に、藤澤のゴールで1-1の同点に追いついた。

 しかしいい流れを維持できない。相手のカウンター攻撃に遭い、後半12分に再びリードを許した。「CBの2人がリスク管理できていなかった」と薩川監督。

 前半戦なら、このまま失速する琉球だが、最後に粘りを見せた。残り5分にFW中山悟志が、頭で押し込んで再び同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 殊勲の中山は「チームとして負けないということは、ポジティブに捉えて次勝てるようにしたい」と気持ちを切り替えた。