旅行業の沖縄ツーリスト(OTS、那覇市、東良和会長)とICタグシステム開発のユービックシステム(那覇市、米須友昭社長)は20日、観光客にICチップを内蔵したリストバンド「スマイルタグ」を配り、国際通りで買い物や特典情報、体験型ゲーム、スタンプラリーなどが楽しめる新事業の実証実験を始めた。

タグをかざしてゲームを楽しむ子どもたち=那覇市、OTSツーリストラウンジ

 OTSの旅行商品を購入した観光客が対象。「OTSツーリストラウンジ」(那覇市松尾)を拠点に、那覇市国際通り県庁前商店街の44店舗と連携。各店舗にタグを読み取れるスマートフォンやタブレットなどの端末を備え、各サービスを提供する。

 タグは防水タイプで赤や青など5色から選べる。600円分の買い物ポイントがチャージされており、買い物や飲食の支払いに使える。クイズやスタンプラリーをクリアすると景品がもらえる。

 事業は沖縄総合事務局の「異分野連携新事業分野開拓計画」の認定を受け、中小機構沖縄が支援する。9月末までの実証実験を踏まえ、タグへの現金チャージ、外国人客向けのサービスの検討、国際通り全体への拡大など本格運用を目指す。

 同日、同ラウンジで会見したOTSカンパニーの平良健社長、ユービックシステムの米須社長は「タグの活用・普及を図り、国際通りの魅力を発信したい」と意気込んでいた。