島野菜を身近に感じてもらい、健康長寿県再生への一助にしようと、那覇市ぶんかテンブス館は17日、「テンブス島やさい劇場」を開いた。沖縄の伝統野菜をテーマにしたオリジナルソングや新作落語が披露され、家族連れらが楽しみながら島野菜を学んだ。10周年記念公演の一つ。

「島やさいのうた」を披露した紀々さん(中央)と、歌に合わせ踊った宮城恵子琉舞道場の子どもたち=那覇市ぶんかテンブス館

 シンガー・ソングライターの紀々さんは、軽快なリズムに26種の伝統野菜の名を盛り込んだ「島やさいのうた」や、新作の「やさいのきもち」などの自作曲を歌とピアノで披露。「歌の力を未来の健康づくりに役立てられたら」と話した。

 今帰仁村出身の落語家で野菜嫌いだった北山亭メンソーレさんは、18歳で初めてゴーヤーチャンプルーを食べたエピソードを明かし、会場を沸かせた。3児の母の大城孝枝さん(34)は「子どもたちはなかなか野菜を食べてくれない。野菜嫌いを克服するのに、歌を聞かせてあげたい」と話していた。