沖縄県病院事業局は2017年度の開院を目指す新県立八重山病院の基本計画を策定し、県のホームページで22日に公表した。医療機能では救急や周産期、がん医療など高度医療の提供、施設面では台風や災害に強い施設づくりなどを掲げている。基本計画を基に年度内に設計をまとめ、15年6月をめどに用地取得し、約2年間の工期などスケジュールも盛り込んだ。

プロポーザルコンペ時の新八重山病院イメージ図

 基本計画は「新しい病院の姿」「新病院の医療機能」「新病院の施設機能」「新病院の部門別基本計画」の4章から成り、計84ページ。医療機能の拡充では許可病床の350床を上限に救急や周産期を強化。新型インフルエンザをはじめとする輸入感染症への対応を強化するため、外部に病原体を拡散させない「陰圧病床」を新たに設置する。診療科目は現在の22科を基本に、地元からの要望の強い歯科口腔外科(仮称)は「設置に向けて調整する」とした。