沖縄の健康長寿復活に胎児や乳幼児期からの対策を取り入れようと、沖縄県小児保健協会(玉那覇榮一会長)は22日、協会内外の医師や歯科医師、保健師ら24人(アドバイザー含む)でつくる「子どもの生活習慣対策委員会」(安次嶺馨委員長)を発足させた。

 生活習慣病の指標となる肥満率は県内の男女とも全国ワーストで、小児肥満率も高い。長寿県復活に向け全県的な取り組みが進められる中、子どもの健康に関する視点が少ないとする小児医療現場の危機感から委員会設置に至った。同協会は「はしかゼロ」運動など取り組んだ経験はあるが、健康・長寿で委員会を設置するのは初めて。

 南風原町の沖縄小児保健センターで開かれた初会合で安次嶺委員長は「肥満とメタボの大人ばかりがターゲットにされているが、予備軍である子どもの問題に警鐘を鳴らし、予防する体制を築きたい」と語った。

 協会が所有する乳幼児健診などのデータを活用し、県や医師会などと連携して県民への啓発やセミナー開催などを検討している。