「次は世界のベルトを持って帰る」。元WBA世界フライ級暫定王者で、6月のプロボクシング東洋太平洋フライ級タイトルマッチ(後楽園ホール)で王座に就いた本部町出身の江藤光喜(26)=北部農林高出、白井・具志堅スポーツ=が22日、沖縄に帰ってきた。那覇空港では家族や親戚が横断幕を掲げ、「おかえりー」「おめでとう」と出迎えた。

東洋太平洋チャンピオンベルトを出迎えの家族や親戚に披露する江藤光喜(右)=那覇空港

 江藤は、父親の克徳さん(53)、母親の智子さん(50)に「父の日、母の日のプレゼントです」とベルトを手渡した。

 「テビチを食べたい」と、リラックスした様子で、「地元でまだベルトを見たことがない人に見せたい。でも、やっぱり目指しているのは世界王者。もっと大きな喜びを持って帰ってきたい」と次の目標を掲げた。

 智子さんは「抱きしめたいぐらいうれしい半面、やっぱり、わが子が殴られるのは複雑です。でも、子供たちの夢を理解して、応援してあげたい。毎日ストイックな生活を送っているから、地元の空気を吸ってのんびりしてほしい」と話した。

 いとこで、アマチュア時代から試合を本土まで見に行くこともある銘苅圭子さん(34)=那覇市=は「自慢のいとこです」と胸を張り、「強くなってくれてうれしい。(弟の大喜、伸悟の)3人で王者になってくれることを願っている」と期待した。

 江藤は5日間の滞在で、本部町役場への表敬訪問や、全国高校総体に出場する沖縄県勢への激励などを行う予定。