【南城】「神の島」といわれる沖縄県南城市久高島を象徴する12年に1度の祭祀(さいし)「イザイホー」が、中止されることが24日までに分かった。ノロの不在や神人(かみんちゅ)のなり手の少ないことが原因とみられる。イザイホーは1978年を最後に行われていない。

 内間文義区長によると、イザイホーを中止すると神に伝える行事を行った、と7月上旬ごろ神人から聞いた。内間区長は「残念でならない。12年後では、イザイホーが分かる人がいなくなってしまうかもしれない」と話している。

 イザイホーは午(うま)年の旧暦11月15日から5日間行われる。島で生まれた30歳から41歳までの女性が担う儀式。