【八重山】「やるべきではないが、覚えていない」。八重山署が路上寝を指導した30人にアンケートを取ったところ、泥酔状態から不可抗力で寝入ってしまう状況が明らかになった。

 県内でも路上寝が多い同署管内は、ことし4月から対象者に警告書を交付するなど対策を強化している。

 状況を把握しようと実施したアンケートでは、路上寝指導について「恥ずかしい」(51%)、「反省している」(49%)と内省し、97%が「やるべきではない」とキッパリと答えた。

 一方で、その時の様子を聞くと「記憶がない」が72%と4分の3を占めた。

 理由については「歩くのが面倒くさい」「少しだけ休むつもりだった」「眠くなった」との回答が多数を占め、通常時は「恥ずかしい」と思っても、制御できない様子が浮かび上がる。

 同署の嘉手苅忠夫副署長は「路上寝は交通事故や窃盗被害に遭う可能性がある。本人は制御できない状態なので、酔ってると思ったら周囲の人がタクシーなどを使い自宅に送り届けてほしい」と呼び掛けた。