【南城・糸満】南城市のイメージキャラクター「なんじぃ」と糸満市の「いとちゃん」のラッピングされた、東日本大震災復興支援への感謝を込めた船の出発式が20日、宮城県塩釜市で行われた。全国11自治体への感謝、高さ8メートルの津波で被災した浦戸諸島の島民を元気づけようと、塩釜市が企画。乗客や島民から「めんこく(かわいく)ていいね」と喜ばれている。

全国の22体がラッピングされた「ゆるキャラ丸」。「なんじぃ」(右から2体目)「いとちゃん」(同10体目)も見える=21日、宮城県塩釜港

 市営汽船「フレンドシップ! ゆるキャラ丸」は全長25.7メートル、定員260人。塩釜港での式典で佐藤昭塩釜市長は「支援自治体との友情を表す船だ」とあいさつ。派遣職員を代表し糸満市の玉城達也さんは「沖縄の言葉、ゆいまーるのように、助け合うことで塩釜市民の力になれたら」と話した。

 職員派遣や災害時相互応援協定などを結んだ、山形県村山市から糸満市までの全国11体と、塩釜市のゆるキャラの計22体が船の側面や船尾を彩る。

 船は3年間、塩釜港と浦戸諸島を結ぶ。