米軍の新基地建設が予定される名護市辺野古で26日、海上保安庁の警備態勢が強化され、反対派住民の間では緊張感が高まった。

出発する海上保安庁のゴムボートと、工事を警戒する反対派住民のカヌー隊=26日午前10時9分、名護市辺野古(田嶋正雄撮影)

 沖合に巡視船5隻、沿岸にゴムボート4隻が航行し警戒に当たっていた。巡視船は、「とから」(第10管区・串木野海上保安部)▽「ふくえ」(7管・五島)▽「きくち」(7管・門司)▽「いさづ」(6管・松山)▽「すずか」(4管・尾鷲)。すべて、県外の海上保安部の所属という異例の態勢だった。各船とも終日キャンプシュワブ沖合を行き来した。

 ゴムボート2隻がキャンプ・シュワブの浜から出動した際には、反対派のカヌー隊が駆け付け、様子を注視した。緊張感漂う様子とは対照的に、隣接する米軍のレジャービーチでは、若者らが海水浴やビーチバレーに興じていた。