【名護】沖縄防衛局は27日午後8時から、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの旧ゲートで、国道329号からゲートに入る入り口付近に仮設ゲートの設置や道路補強のために鉄板を敷く作業など始めた。

重機を使い、柵や鉄板などの設置作業が進む旧ゲート=27日午後9時20分ごろ、名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブ前

 多数の作業員や民間の警備員、警察官が急きょゲート前に現れ、ゲート入り口付近の工事現場を囲うようにブルーのカバーで覆った柵を車道上に設置。その中でクレーン車や重機を使いながら、工事を始めた。

 旧ゲートより南側の新ゲートで監視を続けていた市民ら数人が駆けつけ、「何の工事だ」「工事をやめろ」と抗議したが、一気に作業は進められた。午後10時すぎ、新ゲートでも工事を進めており、入り口付近に仮説のゲートを設置している。

 防衛局職員は報道陣に対して工事の概要を説明したほか、作業開始の時間帯が夜になったことについて「歩行者や車両への影響を少なくするためにこの時間に始めた」と述べ、市民の反対の目を避けるためではないとした。

 抗議する市民らも工事の説明を求めたが、同職員らは応じなかった。