【伊江】伊江村立伊江幼稚園・伊江小学校(山城祐市校長)の園児・児童112人と職員らは18日、夏休みから始まる新校舎の建築工事を前に、お世話になった現在の校舎のお別れ式を同校体育館で開いた。各学年の代表が学校生活で印象に残ったことや校舎への感謝の気持ちを発表。校舎正面玄関前で校歌を合唱し、PTA会長や児童会役員らが「ありがとう伊江小学校」とくす玉を引いた。

取り壊される校舎に感謝を伝える子どもたち=18日、伊江村

 現校舎では、36年にわたり約1500人の園児・児童が現校舎で学校生活を送り、多くの思い出を刻んだ。

 5年生の田本海翔君は「1年生で転入して来た時、校庭に色とりどりの花が咲いていてきれいな学校だなと思った。いろんな思い出がいっぱい詰まった校舎は、古くてもとても居心地が良かった。長い間僕たちの成長を見守ってくれてありがとう」と話した。

 山城校長は「お別れ式の今日も、朝から念入りに校舎の掃除をしているみなさんの姿を見て胸いっぱいになりました。1500人分の思い出が詰まった校舎に、もしも心があるとするなら『最後まで元気いっぱいに過ごしてくれてありがとう』と思っているでしょう」と話し、現校舎との別れを名残惜しんでいた。(屋嘉比りさ通信員)