相撲の第41回東日本学生個人体重別選手権は27日、東京の靖国神社相撲場で行われ、135キロ未満級決勝で山本浩太(中部農林高-日大4年)=写真=が橋本(日体大)を上手投げで破り、同階級で県勢初優勝を果たした。100キロ未満級の比嘉雄紀(首里高-日大2年)は8強入りし、山本とともに全国学生個人体重別選手権(9月・大阪)への出場権を獲得した。

135キロ未満級で県勢初優勝を飾った日大の山本浩太=東京・靖国神社相撲場(提供)

 得意の左前みつは健在だった。中部農林高時代は県内最強だった山本浩太(日大4年)が、大学初タイトルを手にした。

 体重は一つ下の階級に近い118キロだが、全日本選手権(天皇杯)出場へのポイントがつくため135キロ未満級で出場した。

 3回戦で全国大会上位常連の浜町(日体大)の攻めに耐えながら、得意の前みつを取って寄り切った。決勝でもライバル日体大勢の橋本に対し、左前みつから、右を深く差す十分な体勢に持ち込んで上手投げを決めた。

 昨年5月に左膝の靱帯(じんたい)を切ってから1年近く、実戦から遠ざかっていた。4年生に上がって、日大のレギュラーに入った。個人戦でやっと優勝を果たし「なかなか大学で結果を残せなかったから、ホッとしている。沖縄の指導者たちに、少しは恩返しできた」と喜ぶ。

 西日本よりレベルが高いといわれる東日本を制して全国学生個人体重別選手権に臨む。「弱いやつはいない。厳しい戦いになるけど、その中で勝ち上がっていきたい」と、天皇杯への出場権獲得に向け力を込めた。