本部海洋まつり前夜祭闘牛大会(主催・本部闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が8月1日午後7時から、本部多目的広場闘牛場で行われる。昨年に続き2年連続でのナイター闘牛。昨今、ナイター闘牛はほとんど見られなくなっているだけに、ここは一見の価値がありそうだ。

序盤の電撃速攻決まるか、ひがしやま号

乱戦に持ち込み、逆襲の腹取りにかける山里パンダ

本部海洋まつり前夜祭闘牛大会 対戦表(下は牛主)

序盤の電撃速攻決まるか、ひがしやま号 乱戦に持ち込み、逆襲の腹取りにかける山里パンダ 本部海洋まつり前夜祭闘牛大会 対戦表(下は牛主)

 また、“まつり闘牛”の魅力は、迫力満点の闘牛が無料で見られること。しかし、県内各地で開催されるまつり闘牛は他地区を合わせても年間

4回ほど。その内3回は10月に集中しており、夏場はこの大会のみとなっている。まだ闘牛観戦がない方や観光客にはぜひ足を運んでほしいもの。

 今回は、12頭による6組の対戦(1組はアトラクション)が予定されている。結びの一番は徳之島から移籍して北部で活躍中の荒技牛同志の対戦。攻守所を変える大激戦が期待でき、闘牛の醍醐味(だいごみ)が堪能できそう。

 「結びの一番戦」ひがしやま号 対 山里パンダ

 ひがしやま号(旧名は龍剣)は徳之島からの移籍牛。2011年1月2日、4戦全勝の勢いで軽量級王座決定戦闘牛大会に出場したが、綾音無双レイア号(大嵩写真スタジオ)に敗れている。沖縄移籍後は刃牙、東天龍美々に勝ち、荒岩台風、当間畜産号に負け、2勝2敗の戦績。怒とうの押し込みからの有無を言わさぬ腹取り一発がある。直前の勝利で気分をよくしていることもあり、今回期待できる。

 ただ、淡泊な面があり、時間を要する戦いは勝率が低い。序盤の動きで明暗が分かれそうだ。山里パンダは旧名が伐折羅天龍。徳之島で活躍後昨年沖縄入りし、ここまで1勝1敗(九紋龍Zワイドー王に勝ち、荒天真悠葉に負け)。こちらも荒技速攻を売り物にし、勝機にみせる集中力はかなりの威力がある。持久力もまずまずのレベルで乱戦は望むところだが、とにもかくにも序盤に予想される相手の猛攻を数分間食い止めることができるかにかかっている。

 「2番戦」南乃大福 対 美力TONTON

 両牛前場所(3月の本部大会)は黒星だけにどちらが、復活の白星を手にするかが焦点だ。勝敗の鍵は5分を過ぎてのスタミナと予想する。ここから勝敗の行方が見えてくるだろう。(又吉利一通信員)