那覇署は28日、「3億2千万円の譲渡依頼金の受け取り手続きが長期未完」などといった、うその電子メールを受信した那覇市内の無職女性(42)が、保証金などの名目で現金80万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署が特殊詐欺(架空請求詐欺)事件として捜査し「大金を譲る、または当選したなどの甘い話はすべて詐欺だ」と注意を呼び掛けている。

 県警によると、6月上旬、女性の携帯電話に「直接お渡しの流れを取らせて頂きます。ご連絡お待ちしております」などとしたメールがあった。女性が電話をかけると保証金や別のサイトの解約名目などで現金を要求され、6月16~24日までの間、那覇市内の郵便局から埼玉県内の指定場所へ3回にわたり、計約80万円を宅配便で送った。

 同署は「宅配便やレターパックで現金を送らせる手口はすべて詐欺。大金を譲るなどの電子メールやはがきを無作為に送り連絡してきた人にさまざまな理由で現金を要求する」などとし、注意を呼び掛けている。