防衛省が検討するオスプレイの佐賀空港暫定移転について、国場幸之助衆院議員(自民)が訪米時に意見交換した米政府の対日政策担当者やシンクタンク関係者が「日本政府との事前調整がなかった」と指摘していた。29日までに国場氏が明らかにした。

 国場氏は22~24日、米ワシントンを奥間亮那覇市議らと訪問。国務省のズムワルト次官補代理は「訓練の移転と部隊の移動を伴う機能移転は別だ。普天間飛行場の機能をキャンプ・シュワブへ早期に移すのが現実的だ」と述べ、佐賀移転を困難視する見方を示した。

 国場氏は国防総省のウィンターニッツ日本部長、米国家安全保障会議(NSC)のグリーン日本部長、シファー米上院外交委員会補佐官らとも会談し、オスプレイの訓練移転の加速による沖縄の基地負担軽減を訴えた。

 国場氏は帰国後、「沖縄の問題以外では米側から日韓関係の改善を強く望む意見が相次いだことが印象的だった」と説明した。