2016年度の開業を目指す空手道会館(仮称)の運営方法で、沖縄県は社会資本整備(PFI)の新しい制度「公共施設等運営権制度(コンセッション方式)」の導入を検討している。PFIは民間資金を活用した整備手法。コンセッション方式は従来の指定管理者制度などによる委託運営に比べ、民間がより独立採算に近い形で管理運営できるため、会館の自立運営を目指す考え。8月初旬、県内外76社を対象に管理事業の参入について意向を調べる。

 コンセッション方式では、民間事業者が主体的に収益を見込んだ事業メニューや料金設定、コスト管理などを計画でき、施設運営で生じる収益で費用を負担する仕組み。自治体から委託される従来の形態に比べて料金設定や事業メニューの発案などの自由度が高く、民間のノウハウを最大限生かした運営が可能となる。

 全国的に導入事例が少ないため、県は企業の参入意向がどの程度あるかを見極めるアンケートを実施する。開発系企業やレジャー・スポーツ関連企業、体育施設企画運営企業など県外32社、県内44社にアンケートを送付。結果を踏まえ、本年度中に運営事業者の公募を始める方針。問い合わせは県文化振興課、電話098(866)2768。