【名護】沖展会員の大城碧濤(へきとう)さん(75)が7月29日、名護市役所に稲嶺進市長を訪ね、程順則(名護親方)が中国から琉球に持ち帰った「聖諭(六諭衍義(りくゆえんぎ))」を記した書を寄贈した。

稲嶺進市長(左から2人目)に枠品を手渡した大城碧濤さん(同3人目)=7月29日、名護市役所

 書は大城さんが4月に市で開催した書作展で展示された作品。縦35センチ、横135センチの紙に、六諭の教えである「孝順父母」(父母に孝行しなさい)「尊敬長上」(年上の人を敬いなさい)「和睦郷里」(郷里の人と仲良くしなさい)「教訓子孫」(子供たちをよく導きなさい)「各安生理」(自分の仕事に喜びとしなさい)「母作非為」(悪いことをしてはいけない)と書かれている。

 稲嶺市長は「(六諭の)教えがしっかり行き届いたら、世の中から怖い事件が起きることはないはず。多くの子どもたちが目に付くところに置きたい」と感謝した。

 大城さんは「名護での作品展が決まり、名護と関わりが深い六諭を書いた。市民に贈りたい」と話した。