沖縄振興開発金融公庫(譜久山當則理事長)は7月31日、リゾートホテルを展開するザ・テラスホテルズ(名護市、國場幸伸社長)に5億円を出資した。観光リゾートや情報通信などのリーディング産業を育成する出資事業を初めて活用。ザ・テラスホテルズは財務基盤を強化し、事業拡大に生かす。

 出資形態は議決権を持たず、配当を優先的に受ける種類株式。ザ・テラスホテルズの経営が順調なため、議決権を持つ必要性が低いと判断した。

 ザ・テラスホテルズは読谷村に同社5番目のリゾートホテル「ジ・ウザテラス」を建築中。2015年夏の開業を目指しており、今後も事業を拡大する方針。

 沖縄公庫融資第一部の山城興司課長は「多様な観光ニーズに対応するザ・テラスホテルズの事業の意義を評価した。地域経済の発展に寄与する」と期待している。

 リーディング産業育成出資事業は、自然や文化など沖縄の優位性を生かして事業展開する産業の育成を目的としており、本年度から10億円を計上している。