渡嘉敷・座間味両村の商工会青年部がこのほど、那覇市前島のとまりん1階の沖縄ツーリスト(OTS)内にケラマ諸島観光案内所を開設した。国立公園に指定された慶良間諸島の情報発信拠点として、OTSの協力を得て慶良間諸島全体を網羅した観光企画や情報を提供する。3者を中心に今秋にもNPO法人を設立し、より中立的な立場から慶良間諸島のブランド構築に向けて連携する方針。

ケラマ諸島観光案内所を開設した(右から)渡嘉敷村商工会青年部の国吉栄治部長、OTS石坂彰啓観光部長、座間味村商工会青年部の宮平一明部長=4日、那覇市前島のとまりん1階

 OTSは、案内所開設に合わせてガイドブック「ケラマ諸島の旅」を発刊。渡嘉敷・座間味・阿嘉・慶留間の4島から集めた観光情報を基に日帰りプランや体験ダイビングなどのメニューを紹介。今後も各島の観光素材を組み合わせて体験メニュー開発やイベント企画につなげ、慶良間諸島全体の魅力の底上げを目指したい考え。

 4日、OTSの東良和会長と座間味村商工会青年部の宮平一明部長、渡嘉敷村商工会青年部の国吉栄治部長が同案内所で会見。従来、両村が個別で観光情報を発信してきたこともあり、国吉部長は「慶良間は近くて遠い島といわれてきたが、国立公園化をきっかけにしっかり情報発信していく体制が必要だと感じていた。行政単位の垣根を越えて慶良間全体のブランド化について考えていきたい」と話した。